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残価って何?

残価とは?

残価の意味
残価とは「残存価格」の略です。

契約満了時の車がこの位値が付くだろう、という「想定した価値」を表しています。

毎月のリース料
残価設定型のリースはこの想定した価値分新車価格から差し引いた値段を基として分割するため、
毎月のリース料を下げることが可能です。

残価設定型のメリット、デメリット

メリットは毎月のリース料が下がる

具体的なリース料
メリットは何といっても毎月のリース料が下がることです。

例えば150万円の車を契約満了時30万円値が付くだろうと想定した場合、
150-30の120万円を元としてリース料を算出するので、リース料は大きく下がりますね。

残価設定を高くすれば、つまり契約満了時30万円の所を40万円、50万円と上げていけば、さらにリース料は下がります。

でももし設定した残価に満たなかったら?
そこに残価設定型のデメリットがあります。

意外と多い残価設定型のデメリット

残価ありのデメリットは車両の価値を下げないこと
リース料を下げるには車の「価値を下げない」ことが大事です。1つずつ見ていきましょう。

1.傷や凹みは基本NG
車にキズや凹みが設定残価に満たない場合実費での修復が必要になります。

2.人気の車種・カラーが原則
パールや黒などの人気カラーが原則となります。

3.走行の制限
月間走行距離800km前後の走行制限が設けられています。
超過分は残価設定差額分の清算やペナルティが発生します。

4.故障や事故もNG
故障や事故は修復する必要がありますが、修復度合いにより車の価値が下がってしまいます。
もらい事故等でも度合いにより価値が下がるので注意が必要です。

5.カスタマイズNG
カスタマイズも車の価値が下がる可能性があるため、禁止もしくは推奨していない場合があります。

6.中古相場に流される
どんなに丁寧に乗っていても、残価設定額より市場価値が低くなってしまった場合、差額分の清算が必要になります。
また、逆に相場が大きく上がったとしても最初に設定した残価分で変動しないため、「個人で売ればもっと高く売れたのに!」なんて事も。

7.契約満了後は返却が基本
契約満了後の車両返却が原則となります。
追加で乗り続けたい場合は残りの残価分を支払う必要があります。
避けられない不安

残価設定なしのメリット、デメリット

メリットは制約を気にせず車に乗れること

残価ありのメリットは車の使用に制限がないこと
残価を設定しないということは、契約満了時に返却する必要がないということです。
つまり車の状態に気をつかう必要がないため

1.傷や凹みOK
車にキズや凹みが出来てしまった場合でも、お客様の自由なタイミングで修復することが出来ます。

2.好きな車、好きなカラーを選べる
人気車種・人気カラーの制約はありません。自分の乗りたい車に乗ることができます。

3.走行の制限
制限はありません。

4.故障や事故は契約満了まで乗れば問題なし
少しの故障や軽度の事故は契約満了まで乗ればそのままお客様のものになるため追加料金等は発生しません。
修復が必要な事故も同様です。
ただしリース期間中走行不能な事故を起こした場合は清算が必要になるのでご注意下さい。

5.カスタマイズOK
カスタマイズに制限もありません、ただし違法改造はご遠慮下さい。

6.中古相場に流されない
残価設定していないので中古相場を気にする必要もありません。

7.契約満了後は車がもらえる
契約満了時に全ての清算を終えるため、返却する必要がありません。
そのままそのお車を乗り続けることができますし、売却も可能です。
また、返却して新車を再リースする場合はキャッシュバック等の特典が付く場合があります。

デメリットは残価設定していない分リース料が高くなる

残価なしのデメリット
残価設定していないため毎月のリース料は残価設定型と比べ、少し割高になってしまいます。

結局どっちがいいの?

自分に合った設定がベスト!ただし・・・

車に乗る楽しさ
残価設定型、非設定型、どちらもメリット、デメリットがあります。

自分の都合に合った設定がベスト!と言いたいところですが残価設定型は、
リース料を下げる代償に様々な制約が付きます。

車に乗るたびに走りすぎに気を付けたり、擦り傷や凹みに今まで以上に気を付けたり、
たばこの臭いや飲みこぼしなど車内の環境や同乗者にも気を配る必要があります。

これでは本来の気軽に運転を楽しむ、ということができない可能性があります。

毎月のリース料は少し割高になってしまいますが、リース期間中車に神経を使わず、
気軽にドライブが楽しめ、最後は車がもらえる非残価設定型のリースを当社はお勧めします。
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