本文へ移動

ブログ

アナログを堪能する!!その1

2024-10-12
カテゴリ:行ってきた
こんにちは!鈴木自動車販売です!

皆さん、今回のタイトル
『アナログ』ってなんだかわかりますか?

対義語は
『デジタル』です。そう聞くとイメージしやすいですよね。

そう、いわゆる

デジタルじゃないやつです!!!!!

・・・

時計に例えると、学校の時計のように針がカチカチと動くあれが『アナログ』で

スマホの時計みたいに数字が出てくるのが『デジタル』だと考えてもらうと分かりやすい?かな。


で、なにを隠そう、僕はこのアナログが大好き!

デジタルもカチッとしていて良いんですけど、アナログもまた独特の魅力があってですね・・・

・・・多分ここを熱く語ると文面が余裕でオーバーしてしまうので、また来店時に呼んでいただければ語りに行きます←


というわけで、日夜アナログチックなものを探していると、会社のインスタに面白い方が!

鈴木自動車販売のインスタ フォローしてね♡

しかも会社から近い。そして見学いいよと言って下さっている。

これはお伺いせねば!と連絡を取った所、快くOKしていただきましたので、

先日いってきました!というか押しかけました!


幸田町の西方寺さん

鈴木自動車販売は岡崎市のなかでも幸田町に近い位置にあります。

この西方寺さんは、幸田町のなかでも岡崎市に近い位置にあります。

そう、実質お隣さん!!

西方寺

西方寺さんインスタ

この西方寺さん。グーグルマップいわく別名からくり人形寺とのことで、

インスタには日々制作物の投稿が沢山載っています。

そこで、『からくり』と『蓄音機』を見させていただきました!


とことこと車を走らせて十数分。西方寺さんに到着です。

さっそく住職さんに本堂へ案内していただき、からくりを見せていただきます。

というか本堂に入る前にも、謎の感知技術でお経が流れていました。


最初におみくじ人形の紹介から。お金を入れるとお人形がおみくじを取ってきてくれるというもの。

写真を撮り忘れてしまったので、皆さんぜひ体験してみてほしいのですが、

なんかパレードみたいで面白いです。

また、住職さんこれを一から作ったとの事で、僕の中で只者ではないなオーラ全開です。

あ、おみくじは小吉でした。

つづきまして。実際に見せてもらった順番は最後にご紹介するものと逆なのですが、ブログの締めの関係でこちらを先に紹介させていただきます。

こちら↓
指南車
この車輪の付いた箱の上に、お髭の素敵なナイスミドルが乗っている機械です。

最初見たとき、このシュールな物体はなんだ?とわけが分かりませんでしたが、

これ、正直かなり凄いです。


こちらは
『指南車』と呼ばれる機械で、

面白アイテムというわけではなく超実戦向きの戦の道具だったらしいです。

中国で活躍したとされる指南車、時代は何と今から約3000年前だそうです。

ちなみに3000年前というと、日本はまだ縄文時代。土器に模様を付けたり、土のフィギュアを作って楽しんでいた時代ですので、そちらを考慮した上で指南車を見てみて下さい。ほら、負けず劣らずシュール!!・・

写真には写っていませんが、持ち手がついておりころころと移動ができます。


そしてあっちこっち移動をしても、このナイスミドルの指さす方向が常に変わらないというのです。

それが何を意味するかというと。

迷いやすい戦場で目的の位置を常に指し示すことが出来るんです。つまり現代のカーナビというわけですね!


でも謎の技術すぎてこの状態では仕組みが一切分かりません。

そう思っていたところ・・

「これ、中が見えるようにすぐ取り外せる構造になってるんですよ。」

パカ。
指南車
じゅ、住職!!!

なんだこれ、シンプルながらも複数のギアがかみ合っている。

「これね、車のデフと同じような構造なんですよ。」

あ~なるほど。はいはいはいはい

左右のタイヤの回転差を打ち消すようにギアがうまい事やっているわけね・・。

うん、だからといっても全然分からん!

住職曰く、幅とタイヤをピッタリ同じ大きさに揃えないと上手くいかないと言っていましたが、

そもそもこんなにナイスミドルが滑らかに動作するのが不明。はたから見たら人形が水の上にでも浮かんでいるような感じでした。

そもそも、これを3000年前に作っているなんて・・・。想像しただけで恐ろしい、人類。

そして、文献から部品を起こし、自分で作ってしまう住職・・。凄すぎます。

こちらもぜひ体験してみて下さい。面白いので!


そして、
『品玉人形』というからくり人形を見せていただきました。

品のあるお人形さんが箱を掴んでいます。

なにがでるかな?なにがでるかな?
文献
品玉人形
品玉人形
品玉人形
という感じで物が出てきます。

そして再び箱を閉じてまた開けると、今度は別のものが出てきます。

ちょっと写真を取り損ねてしまい、出てくるものの種類が分かり辛くて申し訳ありませんが、

鯛やお面?など色々飛び出してきて可愛らしいです。

そんな感じで見ていると・・。
品玉人形
なにがでるかな?なにがでるかな?
品玉人形
あれ
品玉人形
たまに何も出てこない時がありました。

住職曰く湿気があるとたまに出てこない時があるという事。

確かにお伺いした日は前日に結構な雨が降っていましたが、湿気が歯車に影響を与えるなんて・・。

と、すかさず住職!内部をパカっと開きます。

なんと!ギアが木製!!だから湿気に影響されるのか!


そんな感じでたまにものが出てこなかった品玉人形ですが、

同じ表情なのに失敗した時はどこか困っているようで、成功した時はなんか誇らしげで・・。

アナログの良さが存分にあふれている素晴らしい人形でした。


デジタル製品の規則正しく動かなければダメ!壊れれば交換!
(あくまで僕の意見です。)

といった考えからはほぼ対極に位置するアナログですが、

こういった淘汰されつつある過去の文化のなかにも、人の考えや想い、努力など。

今を生きる僕らにとっても、未来につながる多くの事を学ぶことが出来ます。


とりあえず尺の関係で、前半はここまで。

まだ蓄音機が紹介できていないので、後半もご期待下さい!

後半→【
アナログを堪能する!その2


西方寺さん、凄すぎ!

おわり
TOPへ戻る