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車検ステッカーの位置が変更になります!

2023-06-16
カテゴリ:お知らせ
こんにちは!鈴木自動車販売です。

みなさん、『車検の期限』、車内や車外から確認できるのってご存じですか?

そんなの分かっているよ!って方は全然問題ありませんが、

結構知らない人も多い、というか何だか分かりにくいというのが僕の感想です。

ちなみに免許取り立て、最初に車を持った時の僕は、おもいっきり間違えていました!(ドヤ顔)

今回はその、車検の期限が分かるステッカーの位置が近々変更されるという事で

写真を交えて説明していきますね!

少し長くなるので、先に結論だけ述べると。

2023年(令和5年)7月3日以降車検を受けた又は、新車の車検ステッカーの位置が運転席側の見やすい位置に貼られるようになります。

それだけの事ではあるんですが、それだけだと記事にできないかなり大事な変更なので!さっそく見ていきましょう!!
車検って切れてるとダメ?
本題に入る前に、車検って切れてるとダメなの?

という話をしたいのですが、

車検って受けていなければ運転できないとは言われていても、

「別に車検が切れると車のエンジンがかからなくなるわけでもないし、走れるじゃん!」

「車検受けても高いお金を払っただけで、車がパワーアップしたわけでもないし

書類とステッカーが変わっただけじゃね?」

と思う方も世の中にはいるでしょう。きっと。

実のところ車検が切れていても車は動かせますし、走っても大丈夫です。

ただし・・・。「私有地のみ」です。

一般的な道「公道」を車検切れで走ると、罰則があります。

車検切れの車を公道で走らせた場合の罰則
(無車検車運行:道路運送車両法違反)

違反点数:6点
罰則と罰金:6ヵ月以下の懲役または30万円以下の罰金
行政処分:30日間の免許停止

また、車検とは別に車に強制での加入が義務付けられている「自賠責保険」

これも更新が必要です。

もし自賠責保険の保険期間が切れている状態で、公道を運転してしまった場合も罰則があります。

自賠責保険が切れている車を公道で走らせた場合
(自動車損害賠償保障法違反)

違反点数:6点
罰則と罰金:1年以下の懲役または50万円以下の罰金
行政処分:30日間の免許停止

さらに、車検の有効期限と自賠責保険の有効期限は一般的には同じ期限で設定します。

つまり車検が切れていると、自賠責保険も切れている、というパターンもあり、

両方切れている場合に公道を走行してしまうと、さらに厳しい罰則になります。

車検&自賠責保険、両方切れた車を公道で走らせた場合の罰則

違反点数:6点
罰則と罰金:1年6ヵ月以下の懲役または80万円以下の罰金
行政処分:90日間の免許停止


こんな感じで、車検切れの状態で車を運転するという行為は、重い罰則もあり大変危険な行為でもあるわけです。

この車検切れの状態は、皆さんが運転する車でも、「ついついうっかりレベルで起こりうる」ため←大事!

運転手自ら、車検の期限をしっかり確認することが大事なわけです!

長くなりましたが、ステッカーの位置を見ていきましょう!

これが?車検ステッカー?
皆さん、車検のステッカーってどれか分かりますか?

これだと思っていませんか?↓↓↓

12検ステッカーおもて
12検ステッカーうら
これは、法定点検ステッカー(12検ステッカー)と呼ばれる、車検とはまた違うステッカーで、

一般的な自家用車では1年ごとに受ける法定点検の目安となるステッカーです。

色が派手かつ大きさもあり結構目立つので、僕が最初に車を持った時、車検のステッカーはこれだと思い。

あれ、車検きれてね?と真剣に焦ったことがあります。

あの当時は近所の修理工場のおじさんにこれは違うよと言われ、少し恥ずかしい思いをしました。

では、あらためて車検ステッカーを見てみましょう↓↓
車検ステッカー車内から
車検ステッカーアップ
運転席側から
車検ステッカー前方から
前方から
地味!そして見づらい所に!!

代車のミライース君だと、運転席からはルームミラーが邪魔でとても見づらい。

(車種や座席の高さなどによっても見え方は違います。僕は座高が恐ろしく高いので、完全にミラーで遮られ、覗き込まないと車検ステッカーは見えませんでした。)

車の前からは見やすいですが、これは「自動車検査業務等実施要領」における車検ステッカーの貼り付け位置が「前方から見易い位置」と定められているためです。

そのため運転席側からの見やすさはあまり考えられていませんでした。

ただ車の前方からまじまじとステッカーを見ることって、正直あまりしないですよね。

運転中の赤信号など、ぼーっとしているときに目についた方が良くないですか?

これではついついうっかりで車検切れが起こっても不思議ではありませんね!←

という事で、先ほどの「自動車検査業務等実施要領」の、「前方から見易い位置」「前方かつ運転者席から見易い位置」に変更になりました。

参考及び画像参照(https://www.jidoushatouroku-portal.mlit.go.jp/jidousha/kensatoroku/about/inspect/sticker/index.html)
車検ステッカーの位置変更
運転席側から大変見やすい位置になりましたね!

これなら、どう足掻いても見てしまいます。

「邪魔」や「気が散る」などの意見もありますが、上記の車検切れで走行するリスクと比べれば致し方ない変更かもしれません。

車検ステッカーの位置変更は、2023年(令和5年)7月3日以降車検を受けた又は、新車の車が対象になります。

僕ら検査員も気を付けてステッカーを貼らなければいけませんね!

車検切れでの走行が無くなるように、自分自身でも気を付けていきましょー!


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