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車のリサイクル料ってなに?

2023-03-30
カテゴリ:車の疑問
大事な役割があるよ

こんにちは

鈴木自動車販売です!


今回はクルマのリサイクル料について説明します!

リサイクル料とは

自動車を廃車にして解体するときに出る

「シュレッダーダスト」「フロン類」「エアバッグ類」

を適正に処理する費用と

「情報管理料金」「資金管理料金」

自動車リサイクル促進センターによる自動車リサイクルシステムの運営に要する費用から構成されています。


・シュレッダーダストとは

車の鉄や金属資源を回収した後に残る樹脂やゴムなどの屑のことを言います。

そこからさらに原材料に戻したり、熱源として再利用するなどして

リサイクル率を高め、最終処分量の極小化を図る必要があります。

・フロン類

カーエアコン用冷媒として車に使用されています。

この冷媒は、オゾン層の破壊や地球温暖化を進行させる為

大気放出を防ぎ、確実な破壊処理(分解・無害化)が必要になります。


・エアバッグ類

車の衝突時の衝撃から乗員を保護するための装置です。

エアバッグ類は、爆発性があるため、その適正処理には専門的な技術が必要になります。


これらを回収し適正な処理を行う為に要するためにリサイクル料が必要になります。


・情報管理料金とは

電子マニフェストシステムの運用・維持費用や

外部の問い合わせ対応窓口であるコンタクトセンターの運営費用等です。

使用済みの車の適正な処理状況を管理するために必要な料金です。

・資金管理料金とは

資金管理業務に関する一連の実務に要する費用です。

つまり、リサイクル料金の収受及び管理・運用に要する費用のことをいいます。

リサイクル料はいつ払う?

原則として、新車購入時に支払います。

その証明としてリサイクル券を受け取ります。

中古車を購入する場合は、リサイクル料金を含んだ車両代金を支払うことになります。

これは販売業者も車両を仕入れる時にリサイクル料も含めて仕入れているためです。

オーナーは代わってもリサイクル券はついて回り

最終オーナーがリサイクル料金を負担することになります。

リサイクル料は大事な物!

自動車リサイクル法は2005年に施行されました。

この法律が施行される前、

不適切な方法での処理や、不法投棄が多くありました。

そこで、処理料金をあらかじめ購入者が支払うことで

適切な処理を促そうという法律が自動車リサイクル法です。


リサイクル料があることで

地球環境や、私たちの生活が守られています!

自分の車は自分で最後まで面倒を見る!

とっても、大事な料金ですね!

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