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全然走ってないから大丈夫はまちがい?ずっと動かしてない車に起こる問題とは?

2021-11-22
カテゴリ:車の疑問
こんにちは!

先日妹から、

「車が動かない」「ドアが開かない」とのSOSがありました。

どうやらバッテリーがあがっていて動かなかったのですが、

「全然動かしてないのに、なんで!」

「いっつもバッテリーがあがる!」

なんて不満を垂れ流していたので、

「あたりまえだろ!!」

というツッコミは冷静に心の中にしまい、結構知らない人はいるんだろうなと思いました。

そこで今回は、何週間も、何カ月も車のエンジンをかけなかった場合に悪くなる箇所やその対策について

一緒に見ていきましょう!

車が動かない
何週間も動かさないと・・・
「とくに車で外出する用事もないし…。」なんて何週間も車を動かさないと、

車は元気がなくなっていきます。

まずは「バッテリー」

バッテリー自体には自然放電といって、使ってなくても勝手にバッテリー内の電気が減ってしまう厄介な症状があります。

また、車には暗電流という家電の待機電力みたいなものがあり、少しずつ電気が消費されています。

車のバッテリーは、車を動かすことによって補充されるものなので、

1週間に1度はエンジンだけでもかけて、しばらく動かしてくださいね!

もしバッテリーがあがってしまった場合は、近くの修理工場やディーラーに相談したり、

「ジャンプスタート」で検索してみてください。

バッテリー
次に「タイヤ」

車は1トン前後の重量のある乗り物です。

その重さは4つのタイヤにかかってくるのですが、

その場から全く動かさない車は、その重量がタイヤの一部分にずっと加わっているわけです。

そうすると、タイヤは「へにゃっ」っと変な形になってしまいます。

変形したタイヤはうまく運転が出来なくなってしまいますので、

1週間に1度は車の場所を少しだけでも動かしてくださいね!

タイヤ
最後に「エンジン内部」

エンジン内は金属同士が振れるか触れないかの絶妙な間合いで動き合っています。

その間合いはエンジンオイルによって作られているのですが、

何週間も動かさなかったエンジン内部は、このオイルが重力により下に流れ落ちてしまっています。

この状態でエンジンをかけると、金属同士は擦れ合ってしまい、エンジンが壊れる原因になってしまいます。

エンジンが壊れると厄介ですので、1週間に1度はエンジンだけでもかけて、しばらく動かしてくださいね!

エンジン内部
何カ月、何年も車を動かさないと・・・
ちなみに何カ月、何年も放置された車はどうなるのかというと・・

「ガソリンが腐る」

「車内がかび臭くなる」

「日に当たっている部分に、塗装の偏った劣化」

「サビの発生」

などなど沢山の症状が現れます。

車は動かすことを前提に作られている
いろいろと症状をあげてきましたが、

声を大にして言いたいこと、それは。

『車は動かすことを前提として作られているもの』ということです。

コロナ禍で外出を控えがちな方も多くいるとは思いますが、

車が必要な時にちゃんと動くように 

少しでもいいので気にかけてあげてくださいね♪

おわり

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