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法定12ヶ月点検って必要なの?

2016-10-06
カテゴリ:車の疑問
車の点検には「車検」の他に「法定12ヶ月点検」があります。

俗に1年点検と呼ばれるこの法定12ヶ月点検ですが、お客様から「車検と何が違うの?」、「本当に必要なの?」と質問されることがあります。

車検の影に隠れがちな法定12ヶ月点検の、特徴や必要性を紹介していきます。
そもそも法定点検ってどういうものなの?
法定点検とは、自動車のユーザーに安全の為に法律(道路運送車両法等)で義務付けられている点検整備です。

また、これとは別に車検がありますが、車検はテスターでの数値などから保安基準に適合しているか検査する制度です。

法定点検には「法定12ヶ月点検」と「法定24ヵ月点検」の2つがあり、「法定24ヵ月点検」は一般的に車検とセットになっていたりして、多くのユーザーが実施していますが、「法定12ヶ月点検」は実施していないというユーザーも見受けられます。
法定12ヶ月点検は必要?
あくまで法定点検である以上、全てのユーザーに実施する義務があるのですが、車検とは違い法定12ヶ月点検は実施しなくても罰則がありません

そのため実施する必要があるのかと疑問に思う方も多いと思いますが、定期的な点検は安全性を保つという点で非常に大切になります。

車は乗れば乗るほど故障のリスクが高まります。車の使用状況や使用頻度により、2年ごとの点検だけでは安全性を保てない場合もあります。

また、点検を怠って突然故障した場合は危険を伴いますし、エンジンの焼き付きなどが起こってしまった場合には、点検費用よりはるかに高額な費用がかかります。

これらを防ぐ為にも法定12ヶ月点検は必要かつ有効なものであると思います。

また法定12ヶ月点検は負担を分散させる効果もあります。

法定12ヶ月点検、車検と受けることで、未然に修理や交換が必要な箇所が判断でき、「車検を受けたらあれもこれも交換といわれ、結果的にすごい金額になってしまった。」といった自体を防ぐことができます。
法定12ヶ月点検は車の健康診断
法定12ヶ月点検はいわば車の健康診断、愛車を自分の体だと思っていただけると一番手っ取り早いかもしれません。

未然に故障を予防する事で、様々なトラブルや事故から私たちを守ってくれます。

1年間頑張ってくれた愛車のためにも、定期的な点検を心がけましょう!
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